愛するサッカークラブの成績に波がありくすぶっている。ここぞという時に勝てない。たまに勝つ。そんな時のサポーターのモチベーションは上がったり下がったり、精神的にも安定しません。
サポーターは正直なところ勝つシーンが見たいです。応援するクラブが負けるところは見たくない。でも、強いチームに乗り換えようなんて全く思いません。クラブとサポーターの繋がりは不思議なものです。
クラブが弱くても応援し続ける理由
勝ち負け以前に、クラブとサポーターは仲間でファミリーなんです。ファミリーだから親父が嫌いでも親父は親父。別の家族に加わりたいなんて思わず家族でい続けます。
サポーターにはクラブと同じ血が流れていてクラブがどうなっても離れられない繋がりがあります。成績の浮き沈みが激しいなら、尚更、サポーターとクラブの繋がりは強固といえます。
良い時に夢を見させてくれたから弱くても離れられない、代表に選ばれる選手を育成したから楽しみが消えない。各クラブには期待させる歴史があるからサポーターは付いて行くし、支える気持ちにもなります。
負けた試合の後、スタジアムから帰宅する時の寂しさは恐ろしく切ないです。でも、またスタジアムには行きます。
負けても負けてもスタジアムには行きたいです。勝った時の喜びには負けた時の数百倍の価値があるからです。
勝ちが心に依存するから負ける試合を見ることになっても構わない、勝利が見たいからスタジアムに行く。そんな心境です。
勝てない時のサポーターのモチベーション
負けても元気にプレーする選手が見たい、負けにもドラマがあります。そんな綺麗ごとはここでは言いたくないです。
クラブが負けるとサポーターのモチベーションは下がります。純粋に下がります。ただ、クラブの応援ってモチベーションではなく、別の次元で動かされています。
試合だからスタジアムに行く、勝ちたいから応援する。ただ、それだけなんです。
負けたら何しとんねん、連敗したらええ加減にしろと思いますが、試合があるから勝つために応援するのみです。
そこに戦う選手がいるからサポーターは勝ち負けによるモチベーションより、戦うためにスタジアムに行くのです。サポーターは勝ちだけを信じ、前進あるのみなんです。
ただし、弱くても良いわけではありません。戦うなら勝たないといけない。戦いに負けること、それはもっとも許されないことで大袈裟に言うとサポーターへの裏切りなんです。
クラブにはサポーターはサッカーを見るためで無く、勝つためにスタジアムに来ている。それを理解して勝負してほしいです。
サポーターのモチベーション、それは戦いに勝つために下げることはできない熱いものなんです。サポーターはタフで熱い、だから選手も応えないといけませんね。
おわり。